プロフェッショナルタウン、大阪

大阪でのワークショップは、今回で3回目。少し慣れてきたから、少し、分かってきた。うすうす感じてたけど、この町は、プロフェッショナルの町だ。僕は滞在した町を、どこでも好きになってしまう単純な傾向はあるけど(^^;プロフェッショナルって言葉も、とても好きだ。

大阪でワークショップをやると、テンションが上がる。無駄に高いテンションとは違う。東京以外の街では、東京みたいに「いつでもアシュタンガヨガインストラクターがいる」わけじゃないから、ワークショップに来る人達の集中や真剣度が高かったり、おだてられたりの経験はしてきた。どこでやっても、その時なりのベストは尽くすようにしてきた。

けど、大阪でワークショップをやるときは、ちょっと違う。ものすごく「いい緊張感」をもらえる。「ワークショップ、どうだった?」って聞いても、必ず一言二言、「文句」を言ってもらえる(「フィードバック」か(^^;)。

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夜、タクシーに乗った。運転手さんが、たぶん僕の言い方も悪かったんだけど、行くホテルを間違えたのに途中で気づいた。その刹那、

「お客さん、現金ですか?」

「はい」

「メーター、今すぐ止めます!!」

「(1130円のレシートを握り締めながら)ほんますんません!!僕のミスです。お時間とらせて、本当にすみません!!」

「普通に走ったら、2メーターで確実にいけるんです。初乗りが660円で、1メーターが80円ですから、740円いただけませんか?」

「明日も、お仕事ですか?あっちゃー。疲れのところ、お時間とらせて、ほんますんません!!」

その後も、道を間違えた事への「すんません!!」と、ホテル近隣のメシ屋情報提供は続いた。

結局僕は、「お願いだから」と言って、1000円を渡し、1130円の領収書を受け取った。

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大阪でタクシーに乗って、なんか聞くと、すごく親身になって教えてくれる気がする。たとえそれが職務でやってくれてても、それだけのような気がしない。

コンビニ、メシ屋、飲み屋。「1000万都市」のスケールメリットで生き残れる、東京の「スカした」店員になれた僕には、そこで働く人達が、みんな、とても「プロフェッショナル」に感じる。メシ屋は、よっぽどの事が無いと、マズくない。

東京生まれの東京育ちの僕は、ぶっちゃけ最初「商人くさくて」好きじゃなかった。けど、この町で、初めて「お金を稼いで」みて、わかってきた。

新庄が巨人に入っていたら、「あの新庄」には、なれなかったんだろうな。