どまんなか

少し眠っていたら、いまにか外の景色が、これでもかと言うくらい「田んぼ、田んぼ、田んぼ!!」になっていた。

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親父が宮城出身で、酒に酔ってくると「俺は東北弁と標準語を使い分けてる。できるか?」と、東京生まれの母親や姉、僕に、無理な問答をされたものだった。

10代の終わりに沖縄にしばらく滞在してた時、知り合った大阪の人と話をしてて関西弁に魅せられ、東京弁の冷たさに嫌気がさして「標準語と呼ばれている言葉からの逃亡」をしたのも、そんな経験が影響したのかもしれないけど、あっという間に元の木阿弥、大阪弁は20年ビギナーのままだ。そのころ、毎日「大阪弁講座」してもらったのに。

そんなんで、中学に入るくらいまでは、毎年夏休みには宮城に来ていた。太平洋側。東側。親父の出身は、石巻。気性の荒い、漁師町。

いまは田んぼの「どまんなか」。30年ぶりに、新しい東北地方を体験できるチャンスをもらった。

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