デビッドスウェンソン/セカンドTT2日目@エディンバラの2

昨日の夜に、また買っておいたインド料理。今日は鞄に入れて鍵をかけて置いたから、無事だった。今日も無かったら、さすがに文句を言おうと思っていた。カバンの中はカレー臭いが、我慢してもらおう。お昼休みの2時間は、余計な移動をしないでキチっと休まないと、体力のない東洋人の僕はカラダがもたないのだ。

後半は、昨日の内容の質疑応答と、ラグーからバカアサナまで。一通り説明とかデモして、最後は、ペアになってアジャストしあってもいいし、グループでディスカッションしてもいいし、自由にやれと。僕は隣にいた人とペアになって、アジャストし合う事にした。

名前聞かなかったから明日確認しなきゃだけど、ペアになった女性の英語は、分かりやすくて助かった。母親はイギリス人だけど、父親はアメリカ人で、彼女はポーランドから来たらしい。「みんな、遠くからきたのねぇ〜って私に言うけど、あなた日本から来たんでしょ?」そう、ここでの「遠くから来た人グランプリ」に関しては、僕はぶっちぎりチャンピオンなのだ。

そういえば、日本を出てから、あまり人と話してなかった。そういえば最近ちょっとキツくなってきてたんだけど、彼女と話したからか、今日は少し楽になってる。

人と話すのは大切だ。昨晩、ひとり寂しくテレビをつけたら「いろんなモノの中毒の人達」アルコールとかクレジットカードとかに依存しちゃった人達が、テレビでいろいろ話す番組やってたけど、なにしろ「コミュニケーションを誰かととる」事は大切だし、救いだ。その「場所」は、誰かが作らなきゃ。

僕達は「ヨガ」っていう、まるで一人でも生きて行けるような、まるで人間を越えちゃうようなアプローチと付き合っているわけだけど、逆に、だからこそ仲間が必要だとも、良く思う。じゃないと、いつおかしなところに飲み込まれちゃうかも分からない。本当に強い「人間」なんかそうはいないし、寂しいのは僕だけじゃないはず。

デビッドは、アシュタンガヨガインストラクターとして、誰かれになんやかんや言われても「テーチャーズトレーニング」を続け、世界を周りながら「コミュニケーションの有り様」を問い続けているんじゃないかと、僕は思ってる。僕も、メディアを利用し利用されながら、グログ書いて恥かきながら、そのアプローチについては賛同し、その経験を共有させてもらいたいと思ってる。

セッションの途中で、デビッドが「シェリーが「ハロー!」って言ってたよ」と言いに来た。シェリーはデビッドの奥さん。世界の何処を旅してても、デビッドは毎日奥さんに電話するんだそうだ。最初にマイソールでデビッドに会った時にシェリーと話した事はあるけど、たぶん僕の事は覚えていないはず。

年末に、ゴアで行われるシャラートのリトリートに、シェリーは2週間、デビッドは一週間参加するらしい。僕も2週間参加するから、こんどは本当に覚えてもらおう。そこでロルフにもタリックにも会えるし、やっとハーミッシュにも会える。

デビッドスウェンソン/セカンドTT2日目@エディンバラの1

12/12(火)
TT二日目。今日からは8:30スタート。通常8:00からの朝食を、7:45にだしてもらっているが、午前中はマイソールスタイルで、1対1での練習になった。今日はポーリッジを「少し!」って言ったのに大量に出してもらったが、明日からは朝食を出してもらわなくて良いだろう。

午前中は、フルプライマリー+セカンドのウシュトラアサナまでを、ペアになって、生徒とインストラクターを交互に入れ替えてやる。ペアになったのは、昨日も3人で組んだ、リチャード。

リチャードは、ブラックマットみたいな重そうなマットを持ち込んできてて、そのマットの周りに参考書だの厚いバインダーケースだの、デビッドのアサナチャートシートだの本だの、やたら荷物が多い。

どの位練習してきたのか聞いてないけど、マットの横に本がいっぱいある所からして理論派らしく、知識はありそうだ。カラダは硬い。ヴィンヤサのカウントは、ちゃんと覚えていないようだ。教科書で練習したっぽい動き。

エディンバラまでセカンドシリーズTTに来て、スタンディングポーズをヴィンヤサから教える事になるとは、さすがに思わなかったが、21人の参加者を見回しても、ヴィンヤサカウントをきっちり覚えてる人は、やはり少なそうだ。

マリーチのCで手を取ったのが初めてらしく、取らしてみたら「はっ!」と肩が揺れていた。が、リチャードは決っして笑顔で「取った事なかったんだよ!」とか言うタイプではない。

彼は、どういうわけか、脚を伸ばしてジャンプスルーができるんだけど、ものすごくスピーディー。平行移動系。で、デビッドに「脚をクロスしてやったら?」って言われたら「そんなのはファッキンイージーだぜ」って、言う事は聞かない。40歳位?同世代だと思うけど、結構太ってるんだけど、反骨心の強そうな所はパンク魂かな。彼がイギリス人かどうかは明日確かめねばならないが、その辺は見習うところが多いかもしれない。

プライマリーの後半は、やった事なかったのか確信犯か、いきなりブジャピもクルマもガルバもすっ飛ばして、バッダコーナに入った。予期せぬ展開。どうする、ジャパニーズアシュタンガインストラクター、ちゃまさんよー!!

そのままバッダコーナはB無しで、流れるようにウパビシュタコーナで足の親指を握ったあたりで、覚悟を決める。が、戻ったブジャピで脚がかかるとも思えない。エディンバラで、デモ付きの「初めてのフルプライマリークラス」を、しかもデビッドスウェンソンの前でやるとは、夢にも思わなかった。結局、後半はだいたい全部デモをした。いっぺん自分のマット片付けちゃったから、板の間の上だ。時々デビッドが来て「硬い人バージョンのアジャストの仕方」を教えてくれたので、ラッキーだった。

この経験レベルの人がする「セカンドシリーズ」のポーズに、アジャストをするのは、最初で最後かもしれない。少なくとも自分の担当するマイソールクラスでは、なかなか無いだろう。迫り来る貴重な体験に、鼓動は高鳴る。

そして、ウシュトラアサナまで。僕のシフトが、こーゆー形で一段階あがるとは。そして、「それも受け入れていく」デビッド。「このワークショップの為に、日本から来たの?クレージー!」とまで言われながらも、エディンバラに来た甲斐は、もうすでにある。

デビッドスウェンソン/セカンドTT1日目@エディンバラの3

前半は、プライマリーTTの復習と、ハーフプライマリーまでをペアで順に二人マイソール。ポールはカラダは硬いが、とても基礎のしっかりした練習をする。アジャストに回ったら、やっぱり上手だった。

昼。インド料理、食べたかったのに。折角、深夜にテイクアウェイしたのに。半分、残したのに。ゲストハウスに戻ってきたら、掃除のついでに捨てられていた。僕は「無駄なこと」に対してとても抵抗がある。ある部分では「ヨガっぽくない」ともいえるけど、本性だから、仕方ない。仕方ないからご飯食べに行く。初めてのイタメシ屋。あ、ヨーロッパに来てから、朝食以外で洋食食べたのは、初めてだ。あそこの£4.95は安いな。

街の中心部からスタジオやホテルのある場所は結構遠いから、結局ホテルに戻れず、そのままスタジオへ。Tシャツの着替えもなく、手ぶらだ。マットとタオルとノートだけは、置いておいてよかった。

後半はセカンドのパシャアサナ〜ウシュトラアサナの、ポーズ説明とアジャスト説明、の後、スーリヤABを2回ずつ後にすぐパシャアサナで、マイソール。僕はリチャードと、もう一人ナヨガ坂野さん似のボビーと3人組で、2人で生徒役の方。リチャードは、すぐにメモをとる。坂野さんはスゴク明るいんだけど、すぐに「キツい〜」って顔をする。アジャストの時は、ずっと喋ってる。教え好きらしい。

5時終了。明日からは、8:30スタートだ。戻って、多分最初で最後の洗濯作業。Tシャツ8枚、ヨガパンツ4枚、パンツ8枚、靴下1組、腹巻き1巻き、エトセトラ。2時間かけて入浴がてら洗濯。洗ったはいいが、干すところが無い。手がふやけてフニャフニャ。明日のドックポーズは、グリップがよさそうだ。

デビッドスウェンソン/セカンドTT1日目@エディンバラの2

イギリスに来てから、ずっと英語で苦労していた。

僕は、そんなに英語は得意ではないけど、何回か、数ヶ月だけどアメリカで暮らした事がある。日常的な会話位は、なんとかなる。つもりでいた。それに、以前ビートたけしがカンヌかなんか取った時に「イギリス英語は、アメリカのより聞き取りやすい」って言ってたのを聞いてたからか、舐めてたらしい。来てみたら、クイーンズイングリッシュて奴が、僕には聞き取れないのだ。

ちょっとデパートで買い物する時とか、朝ご飯のトーストの種類とかすらも、なんだか聞き取れない。テレビを観ても、なんか誰もがちょっとずつ言葉を止めながら喋ってるようで、流れに乗れず「うっ、うっ」と詰まってしまい、内容がスッと入ってこない。

ロンドンにもスコットランドにも、マクドナルドやスターバックス、その他大手ピザチェーン店と「流れるように」食べたら出て行くお店が沢山あるのにも驚いたけれど、僕の英語や、その時の頭も、随分とアメリカ化されていた事にも、初めて気づいてゾッとした。

TTの初めにデビッドが話しだした「アメリカ英語」が、とても懐かしく親しみやすく聞こえて、僕は1年ぶりの「デビッドワールド」に、そんな知らぬ間にグローバル化されてた(^^;親近感を感じながら、溶け込んでいった。

デビッドスウェンソン/セカンドTT1日目@エディンバラの1

12/11(月)デビッドTT初日。朝7:45から朝食、8:40出発、大雨だ。傘とりに戻って、やっぱり僕が最後に登校の生徒だ。スタジオは広い。天井も高い。21人の参加者。東洋人は僕だけで、ほとんどがヨーロッパ人。イギリス、オランダ、アイルランド、ポーランド、カナダ。結構ドイツ人が多い。

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デビッドと最初に会ったのも、マイソールだった。その時、僕は初めてのマイソール。グルジのシャラの真向かいにある、2階が娘のサラスワティのスタジオになっている家の一階で暮らした(昨年行った時は、一週間単位で受けれるサラスワティ・クラスは、グルジのシャラの遅い時間、だいたい8:30過ぎからになってて、代わりにシャラートがそこで教えていた)。シャラのすぐ真向かいだから、そりゃもうパパラッチ気分全開。窓を開ければ、誰かいる。

その時は、シャラートのお父さんが亡くなった直後で、WEB上ではシャラがクローズになっていた。なので生徒の数は少なく、最初に行った時は12、3人。ジョンスコット、ティムミラー、ダルビー、アレックス、エディ等々、グルジファミリーのごく内々の人達がほとんどだった。その中に、デビッド夫妻もいた。

僕は、その頃はジョンスコットの日本語の本が出てなかったから、デビッドの本でポーズの順番とかを覚えた。だからシャラの前で最初に会った時「貴方の本で練習を続けてきたんですよ、先生」って、半分冗談で言ったら「アシュタンガヨガの先生は、あそこにしかいないよ」ってグルジの部屋を指差した。

その時は「謙虚な人だなぁ〜」って思ってたけど、今は、そのホントの意味を感じてきてる気がする。「僕達は、グルじゃない」って当たり前の事実でもあるんだけど「ヨガのインストラクターも、そんなに楽な役割じゃない」って事実でも、「背負いすぎるなよー」って提案でもあったんだろう。そういえば、その後「ヨガインストラクターという役割」について何回か相談をさせてもらったけど、彼は多くの言葉は使わず、時々「ペイシェント」って言葉をつぶやいた。

去年、プライマリーシリーズのTTで、2回目の再会をした。長く一人で練習・研究した経験があるからこそ成り立つ、素晴らしくショーアップされた「楽しい!!」TTでも色んな事を伝えてくれたんだけど、TTが終わった後に何人かで食事をした時は、もっと本音で「インストラクターの厳しさ」を伝えてくれた。

今回、エディンバラでのセカンドシリーズTTで、デビッドと会うのは3回目。