デビッドスウェンソン/セカンドTT3日目@エディンバラの1

12/13(水)
5:00起床。東京にいるときだと「やばい、急いで練習しなきゃ!」ってお寝坊タイムなのだが、ここはスコットランド。しかも生徒。まだ寝ててよいのだ。

7:00にシャワーを浴びて、歩いて2分のスタジオに8:15に着く。
午前中にペアになったのは、カナダからきたEmma。いつもは外国人の人の名前もカタカナで書くけど「エンマ」だと大王みたいだ。EmmaでもDJみたいだけど。

二人ともペア探しにあぶれて、なんとなくペアになって、初めて話した。最初に彼女が練習、僕がアシストの担当。何回かアジャストした後に「あなたは英語で教えているの?日本語で教えているの?」と聞かれた。

彼女はモントリオールでダルビーに教わっていたらしい。で、今はカナダの中西部で「大きな」ヨガスタジオ(いま練習しているユニオンヨガも、東京レベルだと相当大きくて、アシュタンガ的にきっちりマット敷けば(^^;80枚は敷けるんだけど、ここより大きいって言ってた)を経営している。そのスタジオで、彼女は20クラス(!)を担当していて、アシュタンガ以外のヨガや、ピラテスクラスもやってるらしい。

「僕達もアシュタンガスタジオを運営しているんだ」って辺りから、マットの横で座り込んでの話が長くなりすぎ、デビッドが来て「そろそろchamaの練習の番だよ」って(^^;

エンマは、マイソールスタイルでは教えていない。時期が来たら、マイソールスタイルで教えたいし、スタジオでもマイソールクラスをやりたいそうだ。でも「スキル」の面でも「スタジオ運営」の面でも、なかなか難しい、それに私以外に教えるインストラクターがいない、、とボヤいていた。

デビッドスウェンソン/セカンドTT2日目@エディンバラの2

昨日の夜に、また買っておいたインド料理。今日は鞄に入れて鍵をかけて置いたから、無事だった。今日も無かったら、さすがに文句を言おうと思っていた。カバンの中はカレー臭いが、我慢してもらおう。お昼休みの2時間は、余計な移動をしないでキチっと休まないと、体力のない東洋人の僕はカラダがもたないのだ。

後半は、昨日の内容の質疑応答と、ラグーからバカアサナまで。一通り説明とかデモして、最後は、ペアになってアジャストしあってもいいし、グループでディスカッションしてもいいし、自由にやれと。僕は隣にいた人とペアになって、アジャストし合う事にした。

名前聞かなかったから明日確認しなきゃだけど、ペアになった女性の英語は、分かりやすくて助かった。母親はイギリス人だけど、父親はアメリカ人で、彼女はポーランドから来たらしい。「みんな、遠くからきたのねぇ〜って私に言うけど、あなた日本から来たんでしょ?」そう、ここでの「遠くから来た人グランプリ」に関しては、僕はぶっちぎりチャンピオンなのだ。

そういえば、日本を出てから、あまり人と話してなかった。そういえば最近ちょっとキツくなってきてたんだけど、彼女と話したからか、今日は少し楽になってる。

人と話すのは大切だ。昨晩、ひとり寂しくテレビをつけたら「いろんなモノの中毒の人達」アルコールとかクレジットカードとかに依存しちゃった人達が、テレビでいろいろ話す番組やってたけど、なにしろ「コミュニケーションを誰かととる」事は大切だし、救いだ。その「場所」は、誰かが作らなきゃ。

僕達は「ヨガ」っていう、まるで一人でも生きて行けるような、まるで人間を越えちゃうようなアプローチと付き合っているわけだけど、逆に、だからこそ仲間が必要だとも、良く思う。じゃないと、いつおかしなところに飲み込まれちゃうかも分からない。本当に強い「人間」なんかそうはいないし、寂しいのは僕だけじゃないはず。

デビッドは、アシュタンガヨガインストラクターとして、誰かれになんやかんや言われても「テーチャーズトレーニング」を続け、世界を周りながら「コミュニケーションの有り様」を問い続けているんじゃないかと、僕は思ってる。僕も、メディアを利用し利用されながら、グログ書いて恥かきながら、そのアプローチについては賛同し、その経験を共有させてもらいたいと思ってる。

セッションの途中で、デビッドが「シェリーが「ハロー!」って言ってたよ」と言いに来た。シェリーはデビッドの奥さん。世界の何処を旅してても、デビッドは毎日奥さんに電話するんだそうだ。最初にマイソールでデビッドに会った時にシェリーと話した事はあるけど、たぶん僕の事は覚えていないはず。

年末に、ゴアで行われるシャラートのリトリートに、シェリーは2週間、デビッドは一週間参加するらしい。僕も2週間参加するから、こんどは本当に覚えてもらおう。そこでロルフにもタリックにも会えるし、やっとハーミッシュにも会える。

デビッドスウェンソン/セカンドTT2日目@エディンバラの1

12/12(火)
TT二日目。今日からは8:30スタート。通常8:00からの朝食を、7:45にだしてもらっているが、午前中はマイソールスタイルで、1対1での練習になった。今日はポーリッジを「少し!」って言ったのに大量に出してもらったが、明日からは朝食を出してもらわなくて良いだろう。

午前中は、フルプライマリー+セカンドのウシュトラアサナまでを、ペアになって、生徒とインストラクターを交互に入れ替えてやる。ペアになったのは、昨日も3人で組んだ、リチャード。

リチャードは、ブラックマットみたいな重そうなマットを持ち込んできてて、そのマットの周りに参考書だの厚いバインダーケースだの、デビッドのアサナチャートシートだの本だの、やたら荷物が多い。

どの位練習してきたのか聞いてないけど、マットの横に本がいっぱいある所からして理論派らしく、知識はありそうだ。カラダは硬い。ヴィンヤサのカウントは、ちゃんと覚えていないようだ。教科書で練習したっぽい動き。

エディンバラまでセカンドシリーズTTに来て、スタンディングポーズをヴィンヤサから教える事になるとは、さすがに思わなかったが、21人の参加者を見回しても、ヴィンヤサカウントをきっちり覚えてる人は、やはり少なそうだ。

マリーチのCで手を取ったのが初めてらしく、取らしてみたら「はっ!」と肩が揺れていた。が、リチャードは決っして笑顔で「取った事なかったんだよ!」とか言うタイプではない。

彼は、どういうわけか、脚を伸ばしてジャンプスルーができるんだけど、ものすごくスピーディー。平行移動系。で、デビッドに「脚をクロスしてやったら?」って言われたら「そんなのはファッキンイージーだぜ」って、言う事は聞かない。40歳位?同世代だと思うけど、結構太ってるんだけど、反骨心の強そうな所はパンク魂かな。彼がイギリス人かどうかは明日確かめねばならないが、その辺は見習うところが多いかもしれない。

プライマリーの後半は、やった事なかったのか確信犯か、いきなりブジャピもクルマもガルバもすっ飛ばして、バッダコーナに入った。予期せぬ展開。どうする、ジャパニーズアシュタンガインストラクター、ちゃまさんよー!!

そのままバッダコーナはB無しで、流れるようにウパビシュタコーナで足の親指を握ったあたりで、覚悟を決める。が、戻ったブジャピで脚がかかるとも思えない。エディンバラで、デモ付きの「初めてのフルプライマリークラス」を、しかもデビッドスウェンソンの前でやるとは、夢にも思わなかった。結局、後半はだいたい全部デモをした。いっぺん自分のマット片付けちゃったから、板の間の上だ。時々デビッドが来て「硬い人バージョンのアジャストの仕方」を教えてくれたので、ラッキーだった。

この経験レベルの人がする「セカンドシリーズ」のポーズに、アジャストをするのは、最初で最後かもしれない。少なくとも自分の担当するマイソールクラスでは、なかなか無いだろう。迫り来る貴重な体験に、鼓動は高鳴る。

そして、ウシュトラアサナまで。僕のシフトが、こーゆー形で一段階あがるとは。そして、「それも受け入れていく」デビッド。「このワークショップの為に、日本から来たの?クレージー!」とまで言われながらも、エディンバラに来た甲斐は、もうすでにある。

デビッドスウェンソン/セカンドTT1日目@エディンバラの3

前半は、プライマリーTTの復習と、ハーフプライマリーまでをペアで順に二人マイソール。ポールはカラダは硬いが、とても基礎のしっかりした練習をする。アジャストに回ったら、やっぱり上手だった。

昼。インド料理、食べたかったのに。折角、深夜にテイクアウェイしたのに。半分、残したのに。ゲストハウスに戻ってきたら、掃除のついでに捨てられていた。僕は「無駄なこと」に対してとても抵抗がある。ある部分では「ヨガっぽくない」ともいえるけど、本性だから、仕方ない。仕方ないからご飯食べに行く。初めてのイタメシ屋。あ、ヨーロッパに来てから、朝食以外で洋食食べたのは、初めてだ。あそこの£4.95は安いな。

街の中心部からスタジオやホテルのある場所は結構遠いから、結局ホテルに戻れず、そのままスタジオへ。Tシャツの着替えもなく、手ぶらだ。マットとタオルとノートだけは、置いておいてよかった。

後半はセカンドのパシャアサナ〜ウシュトラアサナの、ポーズ説明とアジャスト説明、の後、スーリヤABを2回ずつ後にすぐパシャアサナで、マイソール。僕はリチャードと、もう一人ナヨガ坂野さん似のボビーと3人組で、2人で生徒役の方。リチャードは、すぐにメモをとる。坂野さんはスゴク明るいんだけど、すぐに「キツい〜」って顔をする。アジャストの時は、ずっと喋ってる。教え好きらしい。

5時終了。明日からは、8:30スタートだ。戻って、多分最初で最後の洗濯作業。Tシャツ8枚、ヨガパンツ4枚、パンツ8枚、靴下1組、腹巻き1巻き、エトセトラ。2時間かけて入浴がてら洗濯。洗ったはいいが、干すところが無い。手がふやけてフニャフニャ。明日のドックポーズは、グリップがよさそうだ。

デビッドスウェンソン/セカンドTT1日目@エディンバラの2

イギリスに来てから、ずっと英語で苦労していた。

僕は、そんなに英語は得意ではないけど、何回か、数ヶ月だけどアメリカで暮らした事がある。日常的な会話位は、なんとかなる。つもりでいた。それに、以前ビートたけしがカンヌかなんか取った時に「イギリス英語は、アメリカのより聞き取りやすい」って言ってたのを聞いてたからか、舐めてたらしい。来てみたら、クイーンズイングリッシュて奴が、僕には聞き取れないのだ。

ちょっとデパートで買い物する時とか、朝ご飯のトーストの種類とかすらも、なんだか聞き取れない。テレビを観ても、なんか誰もがちょっとずつ言葉を止めながら喋ってるようで、流れに乗れず「うっ、うっ」と詰まってしまい、内容がスッと入ってこない。

ロンドンにもスコットランドにも、マクドナルドやスターバックス、その他大手ピザチェーン店と「流れるように」食べたら出て行くお店が沢山あるのにも驚いたけれど、僕の英語や、その時の頭も、随分とアメリカ化されていた事にも、初めて気づいてゾッとした。

TTの初めにデビッドが話しだした「アメリカ英語」が、とても懐かしく親しみやすく聞こえて、僕は1年ぶりの「デビッドワールド」に、そんな知らぬ間にグローバル化されてた(^^;親近感を感じながら、溶け込んでいった。